2012.01.28 Saturday
カルテット!
JUGEMテーマ:映画
フロンティアエイジ1月号 第7面より
浦安を舞台に家族の絆描く
映画「カルテット!」
市制30周年の昨年、記念映画「カルテット!」制作の準備中、東日本大震災で86%が液状化被害を受けた浦安市。苦難を超え復興の願いをこめて完成した作品は7日から松竹系で公開中。
浦安市に住む中学生の開(高杉真宙)は将来を嘱望されるバイオリニストの卵だが音楽に集中できない。原因は家族。父(細川茂樹)はピアノ、母(鶴田真由)はチェロ、姉(剛力彩芽)はフルート奏者の音楽一家だったが今は・・・。父の寂しそうな姿を見て開は決心する。家族カルテットを結成してもう一度みんなで演奏するしかない。果たして家族は一つになれるか。大切な思いがクラシックの調べに乗せて響きあう。
ニューシニアの情報新聞「フロンティアエイジ」
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フロンティアエイジ1月号 第3面より
演芸めいげん
金食い虫がわきました
落語に出てくる若旦那には、しっかり者が少ない。本業そっちのけで芝居にはまり、鍼(はり)に凝り、お茶屋通いに浸り込む。数百はある上方落語の中でも「屈指の大ネタ」という『たちぎれ線香』も、そんな噺の一つだ。
「うちにあのような金食い虫がわきました」。船場の大店。放蕩息子の扱いに困り果てた親旦那が、店の番頭や親類御一統を集め意見を聞く。「暴れ牛の角に突かせて死なせる」「ぼろ船で釣りに出し、転覆でフカのエサに」。様々な意見が出て、結局は百日の蔵住まい(自宅謹慎)をさせることに。何でこんなことになったのか。若旦那が芸妓(げいこ)を見そめ、毎日毎晩、茶屋通いをするようになったからだ。
「超」の下にいくつ「超」を付けようか。「超超…超金食い虫」が昨年秋に現れた。四国の製紙会社の御曹司(おんぞうし)。子会社・関連会社の106億円と言われるお金を、1年半の間に海外のカジノで使いまくった。同社の資本金の3分の1にあたる。同社製の上等のティッシュは、スーパーで3箱1パックが548円。106億円だと1934万パック買える。3箱パックの高さは27センチ、横に寝かせて並べたら5221キロメートルになり、日本からインドネシアあたりまで届くことになる。
船場でいえば子会社・関連会社は親類御一統にあたる。御曹司はそこから巨額なお金を次々と借りていた。親旦那である父親は全く気がつかなかったのだろうか。船場のように、行状を諫める番頭、親類御一統はいなかったのか。
大店の若旦那は蔵住まいが解けるや否や、芸妓のいる店に駆けつける。が、その時すでに芸妓は、若旦那が来ないのは見捨てられたからだと思い込み、恋い焦がれた末に亡くなっていた。落語には珍しい純愛物語のうえに、悲劇で終わる。
さて、御曹司はどうなるか。製紙会社には東京地検特捜部の手が入った。「蔵住まい」では甘すぎる。「刑務所住まい」が待っているかもしれない。(演芸ライター)
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フロンティアエイジ1月号 第6面より
観ようか
能楽 復曲「経盛」
2月4日12時半、大槻能楽堂(地下鉄谷町4、6丁目)。
廃曲や古演出の研究成果を発表する研究公演の今回は、幸若舞の「敦盛」につながる「経盛」の復曲初演。一の谷の合戦で源氏に敗れて淡路島に逃れた平家一門。息子敦盛の身を案じる平経盛が妻と共に立つ磯辺に、敦盛の遺品と敵将熊谷の書状を乗せた船が着く。舟人が語る息子の最期のありさまに、夫婦は悲嘆にくれて・・・。
天野文雄の研究セミナー、村井康彦のお話に続き、多久島利之が演じる。4200円(当日4700円)。TEL06・6761・8055(大槻能楽堂)。
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フロンティアエイジ1月号 第7面より
聴こうか
松田理奈(ヴァイオリン) クライスラーへのオマージュ
2月2日19時、大阪倶楽部4階ホール(地下鉄・京阪淀屋橋)。
独ニュルンベルク音楽大、同大学院を首席卒業し、同大学で指導しながら演奏活動も活発な松田が、没後50周年にあたるクライスラー作曲の3曲のほかブラームス、フランクらのソナタを聴かせる。ピアノは川田健太郎。4500円(当日5500円)。TEL06・6241・8255(コジマ・コンサートマネジメント)。
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